Theater
モメラス
2021.12.1-3
自閉スペクトラム症を抱える子どもと母親のネグレクト(育児放棄)を描く松村翔子の未発表の新作戯曲より、主人公の子ども・実(みのり)から見える世界と家族にフォーカスした、モメラスの展示一体型演劇。
戯曲・演出を松村翔子、共同演出を詩人・映像作家・俳優の黒川武彦が手がける。
会場内には、戯曲テキスト、写真家・映像作家の立川清志楼氏の作品が展示され、実(みのり)役は人形作家の井桁裕子氏が制作した人形が演じる。
「彼の見る世界は
あなただけに見える世界でもある
人形はあなた自身でもある」
作・演出 |松村翔子
演出|黒川武彦
展示映像|立川清志楼
人形|井桁裕子
出演|
上蓑佳代
近藤強(青年団)
曽田明宏
中野志保実
西山真来(青年団)
田中夢
声の出演|
井神沙恵
石倉来輝(ままごと)
串尾一輝(青年団)
黒川武彦
中藤奨(青年団)
和田華子(青年団)
映像出演|
露木友子(公認心理師・臨床心理士)
■スケジュール
〈上演〉
12/1(水) 19:00
12/2(木) 14:00 / 19:00
12/3(金) 14:00
*受付開始は開演70分前・開場は開演60分前
*上演の前後に展示をご覧いただけます
*未就学児童はご入場いただけません
*12/2(木)14:00の回は託児サービスあり。公演1週間前までに要予約・無料(マザーズ:0120-788-222 土日祝日除く)
〈展示のみ〉
12/1(水) 13:00〜17:00
12/3(金) 16:00〜19:00
*上演の前後に行われる展示と同じ内容です
*人形は作品保護のため、1時間ごとに10分間展示されます(毎時50分〜00分)
人形展示時間
今作の執筆のきっかけとなった
詩『黄色っぽく見える風』がリーディングされます。
1日
13:50 井神沙恵
14:50 橘上(原作者)
15:50 橘上(原作者)
16:50 黒川武彦
3日
16:50 井神沙恵
17:50 井神沙恵
18:50 黒川武彦
■チケット
〈上演〉
一般(予約) 2,500円
一般(当日) 3,000円
学生 1,500円
障害者手帳をお持ちのお客様 1,000円
*日時指定・全席自由
*受付にて「展示のみ」チケットご提示のお客様は差額を頂戴します
ご予約
カルテット・オンライン
https://www.quartet-online.net/ticket/karekara
〈展示のみ〉
一般 1,500円
学生 1,000円
障害者手帳をお持ちのお客様 500円
*予約不要。混雑時は人数制限をさせていただく場合がございます
*受付にて「上演」チケットご提示のお客様は入場無料
*学生、障害者手帳をお持ちのお客様は、当日受付にて証明書のご提示をお願いします
*車椅子でご来場のお客様へ:地下会場にはエレベーターがございません。ご入場は可能ですが、スタッフが少ないため、車椅子を地下会場まで運べる方の介助をご用意ください
松村翔子/Matsumura Shoko
1984年7月14日生まれ。神奈川県横浜市出身。モメラス代表・劇作・演出。青年団演出部所属。メーテルリンク作『青い鳥』で「利賀演劇人コンクール2017」優秀演出家賞一席及び観客賞二席受賞。『こしらえる』が「第62回岸田國士戯曲賞」最終候補、『反復と循環に付随するぼんやりの冒険』が「第63回岸田國士戯曲賞」最終候補にノミネートされる。2021年12月、脚本を担当した『こしらえる』の英訳リーディング公演がニューヨークにて開催予定。
黒川武彦/Kurokawa Takehiko
詩人・映像作家・俳優。2014年にモメラス加入。大学時代より詩作、自主映画製作を始める。映像・映画制作に携わりながらパレスチナ難民キャンプ、硫黄島など、様々な土地で書いた詩や身近な事柄の詩を朗読し発表している。スライド写真と詩を組み合わせた作品を都内で発表。
https://www.takehikokurokawa.net/
立川清志楼/Tatekawa Kiyoshiro
写真家・映像作家。1967年茨城県生まれ。展示「網膜反転侵犯」(2021年MEM)「写真新世紀展」(2020年、2019年東京都写真美術館)上映会「material zone=物質地帯」(2020年横浜美術館ほか)「~映像と斜陽」(2020年scool)。受賞「写真新世紀2020年度優秀賞」(オノデラユキ選)、「写真新世紀2019年度佳作」(安村崇選)
https://tatekawa-kiyoshiro.com/
井桁裕子/Igeta Hiroko
人形作家。1967年東京生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を1990年に卒業、デザイン会社に勤務。本城弘太郎氏、四谷シモン氏に球体関節人形を学ぶ。
2004年より本格的に作家活動に入り現在に至る。桐塑、布、油彩、人毛、陶土など様々な素材を使い、人間個人の存在感や身体のイメージなどを表現する。
個展を中心に継続的に作品を発表し、映画、演劇などへの人形提供などに活動を広げている。
http://igeta-hiroko.com/
橘上/Tachibana Joh
詩人。1984年生。詩集に「複雑骨折」(2007年)「YES(or YES)」(2011年)(ともに思潮社)「うみのはなし」(2016年)がある。即興朗読会「NO TEXT」、バンド「うるせぇよ。」、向坂くじら・永澤康太とのポエトリーパフォーマンスユニット「Fushigi N°5」でも活動中。2013年より海外の詩祭にも活動の場を広げる。ジャンル、国内外にとらわれず詩の可能性を追求し続けている。
TEXT提供|橘上
映像|立川清志楼
人形製作|井桁裕子
人形操演協力|黒谷都
美術|中村友美
照明|筆谷亮也 照明操作|植村真
音響|牛川紀政
衣裳協力|正金彩・KAKO(桑原史香 秀島史子)
ヘアメイク監修|Hair-Make AKANE
舞台監督|石橋侑紀
演出助手|谷田部美咲
宣伝美術・デザイン|今垣知沙子
絵画協力|川部ちがや
記録写真|三浦雨林
フライヤー写真|黒川武彦
フライヤー絵|松村翔子
制作|河野遥
制作補佐|モメラス
協力|青年団、ヌトミック、ままごと、シラカン、ユーステール、(有)レトル、KAIDO book&cofee
企画・主催|モメラス
文化庁「ARTS for the future! 」補助対象事業
■会場
北千住 BUoY
〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11
東京メトロ千代田線・日比谷/JR常磐線/東武スカイツリーライン「北千住」駅出口1より徒歩6分、西口より徒歩8分
■お問い合わせ
モメラス
HP