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第一次三カ年計画(2020-2023) Tatekawa Kiyoshiro film collection 31・32・33

立川清志楼

2023.4.1

2020年7月から続く映像作家 立川清志楼の実験映像上映会を開催。立川は、主に動物園を撮影した映像に実験的試行を施し、物語性を排除した物質的な映像作品を制作し継続的に発表している。実験映画制作プロジェクト「第一次三カ年計画」は現在まで166本の映像を制作・上映してきた。今回、Tatekawa Kiyoshiro film collection 31・32・33として新作15本をシングルスクリーンとインスタレーション2種類の形式により同時上映する。
 右耳の聴力を失ってからしばらく経つ。右耳は耳鳴りによるノイズミュージックが絶えず流れている。人混みの中では言葉を認織出来ず、漠然とした音だけが聞こえる。空間には意味を剥奪された言葉が漂う。言葉は物質化されている。この空間は実験映画を観ているようだ。映像と言葉の分離、意味性の剥奪、混沌としたノイズミュージック… この世界をわたしは作品で再現している。

 

立川清志楼

 


■Tatekawa Kiyoshiro film collection 31 
  ①14:00~14:38 ②17:00~17:38

■Tatekawa Kiyoshiro film collection 32
  ①15:00~15:37 ②18:00~18:37

■Tatekawa Kiyoshiro film collection 33
  ①16:00~16:40 ②19:00~19:40

 

受付開始・開場
13時45分

 

無料

 

https://tatekawa-kiyoshiro.com/

 

mail@tatekawa-kiyoshiro.com

 


立川清志楼(写真家・映像作家)
■展示:映像インスタレーション展『彼(私)から見える世界』(2022年イメージフォーラム・シネマテーク)モメラス実験公演『彼(私)から見える世界』(2021年BUoY)「網膜反転侵犯」(2021年MEM)「写真新世紀展」(2020年、2019年東京都写真美術館)

■上映会:「第一次三カ年計画」(2020年~イメージフォーラム・シネマテーク、Alt_Medium、Ko Murobushi Archive Cafe”Shy”、BUoY)「material zone=物質地帯」(2020年横浜美術館ほか)「~映像と斜陽」(2020年scool)

■受賞:「写真新世紀2020年度優秀賞」(オノデラユキ選)、「写真新世紀2019年度佳作」(安村崇選)