Music

ゴシック・アンド・ロリータ

mumyo

2023.4.2

ゴシック・アンド・ロリータ(ゴスロリ)は、ヨーロッパの伝統を下地に日本のストリートで再構築された服飾文化、サブカルチャーであり、タナトスを想起させるゴシックと、少女の典型であるロリータが独自に結び付いた表現です。このコンサートでは、ヨーロッパの伝統音楽、ヴァイオリンの独奏曲のフォーマットを用いて、ゴスロリと芸術音楽を接続します。

現代音楽の分野で少女性、日本のポップ、サブカルチャーというテーマに取り組んできた作曲家の山根明季子と梅本佑利の全新作8作品によるプログラム。国内外主要オーケストラと多数共演しているヴァイオリニスト成田達輝のストラディヴァリウスによる演奏でお届けいたします。

各公演の演奏後にトークセッションを実施。14時公演ではファッションブランド pays des fées デザイナーの朝藤りむ氏、17時公演では本公演メインビジュアルを担当したイラストレーターのNABEchan氏をゲストに迎えます。

mumyo

 


出演 成田達輝(ヴァイオリニスト)
作曲 梅本佑利、山根明季子
アートワーク NABEchan
主催 mumyo llc

 

2023年4月2日 (日)
開場 13:30 開演 14:00

 

2023年4月2日 (日)
開場 16:30 開演 17:00

 

上演時間

90分(アフタートーク込み)

 

一般4000円、25歳以下1500円

 

チケット予約

https://eplus.jp/sf/detail/3825110001-P0030001

 

公式ページ

https://mumyo.org/

 

お問い合わせ

q@mumyo.org

 


梅本佑利
作曲家。2002年、東京生まれ。2018年にデビュー。国内外の現代音楽を牽引する主要な演奏家と共に精力的な音楽活動を行い、西洋音楽に日本のサブカルチャーを吸収した表現活動を展開している。グラフィックアーティスト、Lee Kan Kyo との共同制作、ヤマハ株式会社との共同開発による新作の発表など、コラボレーションにも積極的である。現在、愛知県立芸術大学(作曲)に在学。第11回 JFC作曲賞入選。

 

成田達輝
ヴァイオリニスト、1992 年生まれ。これまでに、ペトル・アルトリヒテル、オーギュスタン・デュメイ、ピエタリ・インキネンなどの指揮者や、国内外の主要なオーケストラと多数共演している。同時代の音楽の演奏にも積極的であり、一柳慧による大規模作品の世界初演や、坂本龍一の録音作品への参加など、著名な作曲家と数多くの共同作業を続けている。使用楽器は、アントニオ・ストラディヴァリ黄金期の「Tartini」1711 年製(宗次コレクションより貸与)。

 

山根明季子
作曲家、1982年、大阪生まれ。京都市立芸術大学作曲専攻修了。物質、空間、サブカルチャー、ゲーム、デジタル表現などから影響を受け、身体的リアリティで音に変換し作品制作を行う。消費社会やポップ、抑圧、カワイイなどを扱い作曲する他、 屋内外でのパフォーマンスやキュレーションなど、人間の欲への傾聴を含め個々の小さな感覚をよく聴き共有する活動を続けている。第20回芥川作曲賞。

 

mumyo
作曲家の梅本佑利、山根明季子、ヴァイオリニストの成田達輝の3人によって2022年に結成。「mumyo」は音楽家の坂本龍一氏による命名で、枕草子(三巻本89段)に基づく。