Music

向井 航 作曲個展 「ドラァグの身体」

向井 航 作曲個展実行委員会

2023.2.17-19

ミュージックシアターを”クィア”する
 クィア・カルチャーで生まれたパフォーマンス形態の一つである『ドラアグ』とは、社会から理想とされる「男らしさ、女らしさ」を極端に強調し、パロディ化を行う行為である。近年の作品は、クィア当事者である私がドラァグを行うなどキャンプな態度を含む作品から、政治的ステートメントを含むような作品まで、幅広く作曲している。
 この演奏会では、東京藝術大学音楽学部作曲科の卒業演奏会で賛否両論を巻き起こした「Nausicaa (2015)」の改訂初演、この演奏会のために新演出を施した、独奏チェロのための「ひかり(2020) 」、自身のドラァグ・パフォーマンスを含む「鳴かないツバメ Ⅲ (2022)」および「Love is Love (2022)」の2つの近作、そして、映像、電子音響、女装(ドラァグ)を用いた新作室内オペラの世界初演を行う。

向井 航

 


2023年2月17日 (金)
開場 18:30 開演 19:00 

2023年2月19日 (日)
開場 13:30 開演 14:00

2023年2月19日 (日)
開場 17:30 開演 18:00

 

受付は開演1時間前(開場30分前)

 

2時間 (休憩15分あり)

 

前売り 一般 4000円 (学生3000円)

*当日は500円アップ。席がある場合のみ。

 

チケット

https://teket.jp/4390/15098

 

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クマ財団活動支援事業、公益財団法人榎本文化財団、公益財団法人光山文化財団、公益財団法人ヤマノ文化財団、かけはし芸術文化振興財団

 


作曲家プロフィール:向井 航 (he/him)

作曲家、パフォーマー、アクティビスト。

 

ジェンダーやクィアをテーマに、ドキュメンタリーの手法を使ったミュージックシアターを得意とし、近年では、クィア当事者の視点から作曲を行なっている。主な代表作に「ダンシング・クィア」オーケストラのための、「Love is Love」など。東京藝術大学音楽学部作曲科を首席で卒業後、渡独。マンハイム国立音楽舞台芸術大学修士課程作曲科及びベルン芸術大学修士課程Théâtre musicaにて研鑽を積む。
 

主な受賞歴に、第8回クロアチア国際作曲コンクール “New Note”最年少優勝(19′)、OgMB国際作曲コンクール(ミラノ)優勝(19′)、メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクール(ベルリン)作曲部門独連邦大統領賞(17′)、第86回日本音楽コンクール作曲部門第2位及び岩谷賞、第3回洗足現代音楽作曲コンクール オーケストラ部門第2位及び特別審査員賞、第29回ジークブルク市作曲コンクール第3位、第27回サントリー財団主催芥川作曲賞最終選考ノミネート、安宅賞(15′)、アカンサス音楽賞(16)など。
  

宗次徳二海外派遣奨学生、クマ財団奨学生2期生、ローム・ミュージックファンデーション、野村財団など数々の財団から助成を受け、現在OeAD奨学生としてアントンブルックナー私立大学博士課程、およびベルン芸術大学音楽解釈科研究員。ウィーン在住。 

2月18日(土)18時より、クィアとアートについてのシンポジウムを開催予定。(完全予約制)詳しくは、dragbody23@gmail.comまで。

ゲスト: Moche le cendrillonなど。