Exhibition/ Theater
ENTIRE AXON MOSQUITO
2026.06.13
アーティストであり映像作家でもあるJACKSON kakiがパフォーマンス・身体表現を中心に人間の美学的感性を捉えていくアートコレクティブ「EMTIRE AXON MOSQUIT(E.A.M.)」を立ち上げ、東京を拠点にパフォーマンス作品の制作と、さまざまなパフォーマンスアーティストをコレクティブしていく。その第一回目となる公演は、北千住のオルタナティブスペース/劇場のBUoYとの共催で、ブラジルのパフォーマンスアーティストであるAun Helden(アウン・ヘルデン)を迎え、東京を拠点に活動するアーティストたちとのコラボレーションを通じて、「異質性(Heterogeneity)」をテーマとした探求を行います。
近代的な都市空間や加速する社会システムは、効率と秩序を優先するあまり、人間に内在する異質性を長らく「ノイズ」として切り捨ててきました。しかし、ロゴス(理性や論理)の及ばない領域に存在する、この制御不可能な「他者性」や過剰なエネルギーこそが身体意識の真の源泉であり、脳中心主義的な社会構造とは完全な対極に位置するものです。
本パフォーマンスでは、切り捨てられたノイズを芸術的な「特異点(Singularity)」へと変換し、身体、映像、そして音が交錯するタイムベースド・メディア(時間ベースのメディア)を通じてその美学を立ち上げます。Aun Heldenの変容する身体性を中心に据えた本作品は、「今、ここ」という複製不可能な表現をもって、均質化された都市に対する抵抗を試みるものです。メディアテクノロジーと肉体との摩擦点から生じるノイズに焦点を当てることで、このパフォーマンスは現代社会における人間の存在のあり方を根本から再定義することを目指しています。
また、本公演は、Aun Heldenの前回の来日公演のオーガナイズを行ったMOLS MAGAZINEによる協力のもと開催となる。
ACT :
Aun Helden
cityofbrokendolls
ENTIRE AXON MOSQUITO
SPIRIA
主催:ENTIRE AXON MOSQUIT
共催:BUoY
後援:MOLS MAGAZINE
18:00 会場
前売り:3500円
当日:4000円
U-23 : 2500円 限定:50枚
チケット予約
https://aunhelden0613.peatix.com/
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アウン・ヘルデン(Aun Helden)は、サンパウロを拠点に活動するブラジル人アーティストです。ダンス、パフォーマンス、写真、ビデオが交差する領域で作品を展開しており、その実践はアイデンティティに関する認識論的かつ記号論的な探求に根ざしています。彼女は、破壊的な「他者性」を追い求め、非人間化された身体に課せられた抑圧的な運命の構造を打ち破ろうとしています。変容(トランスフィギュレーション)を通じて何度も死を潜り抜ける身体の物語を、自律性の遺物として描き出しているのです。批判的思考と、合成素材・有機素材の共生によって生み出される彼女の作品は、生命力にあふれ、挑発的です。それは身体構築における革新的なアーキテクチャ(構造)を物語っています。その卓越した審美的表現は、既存のあらゆる定着した感覚に「認知的な断絶」を引き起こすイメージを提示し、社会的な想像力と摩擦し合う「生きた彫刻」を創り出しています。
Aun Helden is a Brazilian artist based in São Paulo, working with the intersection of languages, focusing on dance, performance, photography, and video. Her practice is aligned with an epistemological and semiotic research on identity. In search of a subversive alterity and to obliterate the oppressive structure of the destiny of dehumanized bodies, Aun tells the story of a body that goes through death multiple times through transfiguration as a relic of autonomy. Critical thinking and the symbiosis generated by the use of synthetic and organic materials build a vital and provocative work that narrates an innovative architecture in the construction of the body. The skill of her aesthetic aesthetic production grants us images that create cognitive ruptures in any consolidated sense, creating living sculptures that friction the social imaginary.
https://www.instagram.com/aunhelden/
ABOUT “ ENTIRE AXON MOSQUITO “
現代の人間の美学的感性を、身体表現・パフォーマンス・ダンス・音楽・映像などの上演形式による作品の制作と、公演企画を行うアートコレクティブ。東京を拠点にしながらも、国、言語、宗教、文化の境界に捉われない国際的なプロジェクトとして活動する。
https://www.instagram.com/entireaxonmosquito/

ABOUT “ SPIRIA “
2015年にDARK JINJAを立ち上げて以降、PHOTON POETRY、Ψυχή、小夜子など様々な名義でイベントオーガナイズ・作曲・3DCGを手掛けてきたShine of Ugly Jewelによる新たなプロジェクト。2025年に京都のSixth Garden Recordsから1st mix tapeをリリース。

https://www.instagram.com/spiria_sayoko/
ABOUT “ cityofbrokendolls “
主に被写体/パフォーマーとして東京を拠点に活動。
2017年頃から被写体として活動を開始する。
その後、被写体作品における表現を「写真」という二次元的なものから三次元的なものへと拡張させることを目指し、2021年からパフォーマンス表現を取り入れる。
大学時代に心理学を専攻。そこで得た視座を踏まえ、人間の潜在意識と顕在意識の相互関係のなかで現れる心象風景に着目し作品制作を行う。
過去の出演に、自主企画「White Funeral」(2023,東京)や「Supernova」(2025,イタリア)、「EASTEAST_TOKYO 2025」(2025,東京)など。

https://www.instagram.com/cityofbrokendolls/
ABOUT “ JACKSON kaki “
1996年静岡県生まれ、情報科学芸術大学院大学卒業。アーティスト、DJ、VJ、映像作家、グラフィッ クデザイナーとして活動する。VR/AR、3DCG、映像、パフォーマンス、インスタレーション、サウンド など、マルチメディアを取り扱い、身体の自然と、バーチャル・リアリティーの概念について制作とリ サーチを行う。
https://www.instagram.com/kakiaraara/

ABOUT “ MOLS MAGAZINE “

MOLS MAGAZINEは、アンダーグラウンドに潜む見えない・聞こえないサインを捉えて発信するドイツ・ベルリン拠点のインディペンデントマガジンとして2021年に創立。現代社会を表現したものや社会改善が制作動機にある作品やイメージと向き合い、他律性が優勢にある現代の過度なコントロールを超え、想像力の限界を突破する、多種多様のイデオロギーを感じることのできるフィジカルイシューをこれまでに2号刊行。また、PRやプロモーターとして世界各国で活動するアーティストと協働し、ライブやイベントの企画・運営、そしてYouTubeやBandcamp等でのデジタルコンテンツ配信をおこなう。
https://www.instagram.com/mols_magazine
