Theater
果てとチーク
2023.12.14 - 12.17
―――壁はだんだんと頑丈に、分厚く、
高くなっていったので、
それを見て私は、
「ああ、もう二度と、あのひとに会うことはないんだ」と思いました。
諦めと憎しみが渦巻く社会を生きる、わたしたちの物語。
2017年に上演した本作を、新たなキャスト・スタッフを迎え、より同時代性のある物語として再演します。
当時、アメリカとメキシコとの国境に建てられたトランプ考案の長い長い壁と、その間にポリタンクの水を置いていくボランティアの存在から着想を得てこの戯曲を書きました。
コロナ禍を経て思想の断絶がさらに深まった世界での再演にあたり、戯曲を大幅リライト。人と人、国と国との間にある境界と、インターネット上の様々な情報の洪水によって曖昧になりつつあるアイデンティティのあり方を描きます。
あらすじ:遠い昔の隕石落下で生じた土壌汚染により、大きく厚い壁と、広大な砂漠に隔てられた、『私たちの国』の”ソト”と”ナカ”。一見平穏な日常の裏にある、諦めと憎しみが充満した社会で、懸命に生きる人々を描く群像劇。
【タイムテーブル】
2023年
12/14(木) 19:30(無観客配信)
12/15(金) 14:30/19:30
12/16(土) 14:30/18:30
12/17(日) 13:00/17:00
※受付開始・開場は開演30分前から
【チケット情報】
一般(予約・当日共)/¥4,000
U-24(予約・当日共)/¥2,500※要身分証
タニマチケット/¥8,000
配信チケット/¥2,500
配信タニマチケット/¥5,000
※タニマチケット…ユニット応援チケット。台本&ささやかなおまけプレゼント(配信公演の場合はPDFデータ)
【ご予約】
劇場チケット予約開始:2023年11月4日(土)正午
ご予約:https://ticket.corich.jp/apply/282344/
配信チケット販売開始:2023年11月11日(土)正午
ご購入:http://confetti-web.com/gugusdada2023
【出演者】
上野 哲太郎
神山慎太郎(ガガ)
川村瑞樹(果てとチーク)
小嶋直子
中島有紀乃
渚まな美
松森モヘー(中野坂上デーモンズ)
雪深山福子
横手慎太郎(シンクロ少女)
若武佑華
【スタッフ】
ドラマターグ| 綾門優季(青年団リンク キュイ)
舞台監督|水澤桃花(箱馬研究所)
音響・照明|櫻内憧海(お布団)
舞台美術|いとうすずらん
宣伝美術|古戸森陽乃(かるがも団地)
宣伝写真|nogi、間宮きりん
宣伝衣装|カワグチコウ
宣伝イラスト|LITTLE RED BOY
制作|田中遥、寺田凛
当日運営|類家アキヒコ(劇団カツコ)
演出助手|平井隆也(吉祥寺GORILLA)、廣川千紘
撮影・編集・配信|まがたまCinema
配信音声協力|北村萌
アドバイザー|黒澤たける
協力|リトルモア/アズランド クルーズ、有限会社レトル
助成|公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
企画制作・主催|果てとチーク
【お問い合わせ】
【公式ページ】
https://hatetocheek.wixsite.com/hatetocheek/gugusdada2023
【果てとチーク】
升味加耀が主宰する演劇ユニット。留学先のベルリンで旗揚げ。大きな世界とちっぽけな人々の絶望的に変わらない状況を、ありったけの憎しみと、ごくごく僅かな希望を込めて描きだす。
2019年、升味作『害悪』が令和元年度北海道戯曲賞最終候補作に選出。
2020年、渋谷パルコの新しいカルチャーフェスティバル“P.O.N.D.”に招聘。
神話や古典戯曲・都市伝説から材をとった、非現実的で極端な設定を用い、社会に遍在する透明化された差別や断絶を、登場人物の混乱や葛藤・ショッキングな結末を通して活写する。
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