夏行アレンジメント

“実験映画芸人”三木はるかと、“ジャンクいけばなアーティスト”ベリベリベリ。のコラボレーション展「夏行（げぎょう）アレンジメント」を開催します。（2023.8.26~27）

難解にも見える実験映画の世界に“笑い”と“自虐”の要素を持ち込む「三木はるか」
ゴミや生活用品と美しい草花を“生け花”として合体させる「ベリベリベリ。」

異色のアーティスト二人が、この夏、東京でコラボレーション展示を開催します。会場は、廃墟となっていたビルをアーティストの手で改装した多目的スペース「BUoY」。過去の営みの記憶を刻みつけたこの空間で、「夏の終わり」をテーマに三木はるかの映像作品とベリベリベリ。のいけばなアートが生々しく、幻想的な時間を創造します。

「夏行（げぎょう）アレンジメント」
日時：2023年 8/26(土)、8/27(日)
両日とも14：00～19：00
料金：1,000円（入場日は出入り自由）

展示内容：
（8/26）「夏行の刻」
空っぽの展示スペースが三木の映像の断片と、ベリベリベリ。の採集した素材によって、徐々に異空間へと変貌していきます。刻々と変わりゆく空間と時間をぜひ体験しに来てください。時間中、ゲリラ的にパフォーマンスを数回行います。

（8/27）「アレンジメントの刻」
前日に構築された異空間の中で、三木の映画作品をさまざまな形式で、ランダムに上映します。いつどの作品が上映されるかは、当時のお楽しみ。

【出展者プロフィール】

三木はるか プロフィール
＜Twitter＞@ceza2016
群馬県桐生市生まれ。大学で映画の脚本を勉強したのち映像研究所で実験映画を学ぶ。学習塾で国語教師をしながらセルフ・ドキュメンタリー形式の極私的実験映画を作る。近作に『安吾のごときもの歩く』（2022）『花に喩える』（2023）など。好きな夏の花は百日紅。

ベリベリベリ。 プロフィール
＜HP＞https://akihitogordonstruggle.jimdofree.com/
2020年よりいけばなにめざめ活動スタート。「無常観」を活動テーマに、ゴミと草花を合体させる「ジャンクいけばな」、ストリートアートといけばなを接近させた「借景いけばな」、超秒殺パフォーマンス「ハードコアいけばな」などを手がける。