2025.9.12

<無為フェス vol.3 開催のお知らせ>

<無為フェス vol.3 開催のお知らせ>

 

期間:2025年11月4日(月) – 22日(土)

 

 

北千住BUoYでは、2022年に「BUoY地下・無為(ぶい)開放プロジェクト」と称してBUoY地下スペースを3週間、アーティスト達に向けて開放し「なにもしない」も含めて自由に創作や実験を行う<無為フェス>を開催致しました。

 

(<無為フェスvol.1>、<無為フェスvol.2 芸術のアブ>開催概要につきましてはこちらをご参照いただけましたら幸いです。

  → https://buoy.or.jp/news/buoy-festival-02/

 

 

<無為フェスvol.1>では21日間で計28団体、<無為フェスvol.2>では 25日間 で計39団体がBUoY地下スペースで百花繚乱のそれぞれの「無為(ぶい)」を繰り広げましたが、今年は11月4日から22日までの期間、<無為フェス vol.3 沈黙の呼吸>にご参加いただける劇団、ダンスカンパニー、音楽家、詩人、パフォーマー、アーティスト、ダンサー、俳優、劇作家、建築家、研究者(その他職業問わず)を広く募集致します。

 

 

<無為フェス vol.3 沈黙の呼吸>

沈黙は、言葉の欠落でも無でも諦めでもなく、まだ言葉にならないものの予兆であり、すでに過ぎ去ったものへの応答でもあります。

呼吸は、内と外を分け隔てずに行き交う運動であり、生きている証であると同時に、見えないものと交わるための開かれでもあります。

祈りは、声になる前に生まれ、形を持たぬまま漂い、やがて存在と非存在の境を揺らし、絶望のその先から、彼方に願いをかけるのではなく此方に橋をかけるのだと、せめてそうであって欲しいと、そうでなければならないと今は信じるしかありません。

「無為」という名のフェスティバルは、これまで「なにもしない」も含めた自由を手渡す場として続いてきました。世界の各地で繰り返される惨状の前に、言葉を失い、無力さに打ちひしがれる時、<沈黙の呼吸>は、打ちひしがれたその「無為」が祈りと重なり合う瞬間と、言葉と、言葉の前後に訪れる沈黙と、沈黙と呼吸のあいだに芽生えるもの、そこに立ち現れる動きや声や時間や空間、それらをアーティストと観客がともに折り重ね、共有しようとする試みです。

 

 

<開催期間・利用条件>

 

開催期間は2025年11月4日(月) – 22日(土)、利用条件は以下の4点です。

 

1. BUoY地下スペースの利用は30分から最長で3日間まで(会場費は無料、終日利用の場合は冷暖房費・電気料金のみ実費4,000円を申し受けます)。

 

2. 有料の公演やイベントの開催、映像作品等のための撮影・配信利用は不可。無料での公開実験、非公開実験、パフォーマンス、演奏等については歓迎します。

 

3. 大きな音を出す行為については事前に要相談。

 

4. 後日BUoY noteにて、内容に関する記事を執筆いただくこと。前回までの記事についてはこちらをご参照下さい。

 → https://note.com/buoy_tokyo

 

・応募手順について
お名前、希望される利用内容、希望の日程・時間帯を記載の上、メールで下記にご連絡ください。<募集期間・9月22日- 10月5日>

 

info@buoy.or.jp  (担当:黒川、岸本)

 

※ お申し込みいただいた内容を元に日程調整をさせていただきますが、応募多数の場合はご希望に添えない場合もございますので、予めご了承いただけましたら幸いです。利用可否については<10月10日>までに連絡致します。

 

みなさまからのご応募を心よりお待ち申し上げております。

 

BUoY代表/芸術監督
岸本佳子