2022.3.10

<BUoY地下・無為(ぶい)開放プロジェクトのお知らせ>

北千住BUoY
2022年3月10日 
 
こんにちは、BUoY芸術監督の岸本佳子です。

BUoYでは2021年に「芸術と抵抗」をテーマにBUoYフェスティバルを立ち上げ、昨年3月にプロローグを開催致しましたが、昨年9月に予定していたvol.1は緊急事態宣言により中止となりました。

 

そこで、続く10月に岸本を含む5名の現代美術関係者と結成したアナルコ・フェミニズム・クィア・パンクバンド「ノンクロン」主催でBUoY 2階ギャラリーにて開催し大きな反響を呼んだ「PUNK! The Revolution of Everyday Life」展 (川上幸之介キュレーション) に合わせ、BUoY地下スペースにて「NO Punks not DEAD!」公演を企画。パンクを同時代へのラディカルな抵抗の手段と捉え、ダンサー・振付家の東野祥子をゲストに迎えて中原昌也、伊東篤宏、JON(犬)、メガネ(発電ポールダンス)、ミナミリョウヘイ、脳ブレイン、ANTIBODIESダンサーによるコラボレーション・ライブを開催しました。

BUoYフェスティバルは今年も開催の準備を進めておりますが、オミクロン株による感染者急拡大、オミクロン変異株への新たな懸念、唐突な開戦等、日常生活で正気を保つことが困難な程に世情は混迷を極め、開館から4年を迎えた今年のBUoYは、今月末から来月にかけて、約3週間ほど全ての地下スペースでの企画が延期もしくは中止になるという事態を迎えています。

 

そこで、目まぐるしく変わる世界情勢のさなかに期せずして、ポッカリ空いてしまったこの3週間を、生産性にとらわれず、なにかを実験しても良いし何もしなくても良い、無為(ぶい)に過ごす時間を愛でても鬼のように稽古や練習やトレーニングに励んでも構いませんし、何もない状態の地下(普段はほとんど空きがないので見ることができない)を見に、あるいは聞きに、あるいは触りに来るだけでも良く、1日耐久でなにかを達成してしまってももちろん構わない、という、BUoY地下スペースを3週間、アーティストに向けて開放する企画を実施したいと思います。

 

期間・利用条件

 

「BUoY(ブイ)地下・無為開放プロジェクト」、期間は<3月28日(月) – 4月17日(日)>の3週間、利用条件は以下の3点です。

 

1. スペースの利用は30分から最長で1日利用まで(会場費は無料、終日利用の場合は冷暖房費・電気料金3,000円を申し受けます)。

 

2. 公演やイベントの開催、映像等のための撮影・配信利用は不可。

 

3. 平日9:00 ~ 17:00の間もしくは夜間、大きな音の出る行為については事前に要相談。

 

応募手順について

 

お名前、希望される利用内容、希望の日程・時間帯を記載の上、メールで下記にご連絡ください。(募集期間・随時)

 

info@buoy.or.jp (担当:増田、黒川、岸本)

 

※お申し込みいただいた先着順でのご案内となりますので、予めご了承ください。

 

また、ご利用いただいた方のうちご了承いただける方には、後日BUoY noteにて、利用に関する(あるいは関係のない)記事を執筆いただきたいと思っています。

 

みなさまのご応募をぜひお待ちしています!

BUoY代表/芸術監督

 

BUoY note

https://note.com/buoy_tokyo/n/n20dfaa5fb6de