Event
KOKENSHOW ×DAIMARU
2022.3.21
オランダのデン・バーグを拠点に活動するアーティストのDaijiro Hamaと京都で活動する映像作家Masato TokumaruによるビジュアルユニットDAIMARU。Daijiroが即興で描く作品をオンタイムで空間に投影しながら、Tokumaruが様々な素材やエフェクトを用いながら、映像上で混ぜ合わせ展開していく。
KOKENSHOWは、様々なジャンルで独自のDJスタイルを築き、時代の先端を走り続けるDJ KENSEIと、京都で活動する電子音楽家・サウンドエンジニアのKND、鍵盤奏者・コンポーザーのShoichi Murakamiの三人で構成される。それぞれの経験から抽出される感覚的で原初的なサウンドは、過去・現在・未来の様々なシーンやその残像、匂いを感じさせる。
本企画では、日々の生活の中で意識的に何かを見ている、聞いている時とは違い、アーティストが、この場限りで即興的に創造する作品・音・空間・空気を、鑑賞者と共に生で体感するからこそ、生まれるものがあると期待している。
鑑賞するという行為が鑑賞される対象(アーティスト・作品)に与える変化がある。また、その鑑賞行為(観る、聴く、感じる)が何に対して、どれに対して行われるかで、鑑賞者が思考することも変化する。
人の感覚は不思議なもので、そこに同時多発的にあるものを選択して見たり聞いたりすることができる。絵や映像に着目すると聴こえる音が変化する、音に耳を澄ませば、視覚が変化してくる。その場に居合わせた人や空間、会話に焦点を合わせることもあるだろう。選ぶものは人それぞれであり、そこから感じること考えることは多種多様です。この場を通して、鑑賞者自身の内側に生まれる何かを垣間見てもらいたい。
KOKENSHOW
– DJ KENSEI
– KND
– Shoichi Murakami
DAIMARU
– Daijiro Hama
– Masato Tokumaru
Curation
– Kentaro Watanabe
OPEN 15:30
LIVE 16:00 – 20:00
1500円 (included 1drink)
当日会場受付のみ
4時間通しで行う、音と映像と絵の即興のパフォーマンスインスタレーションです。
演者と観客が、空間の中で呼応し合いながら作り上げるインタラクティブなインスタレーションとなっておりますので、いつ入場しても、いつ退場しても問題ありません。
会場内を回遊しながら、どこから観ても、どこで聴いても、ご自由にお楽しみください。
● DAIMARU
オランダのデン・ハーグを拠点に活動する画家 Daijiro Hamaと京都を拠点に活動する映像作家 Masato Tokumaruとのビジュアルユニット。複数のビデオカメラでのライブ映像や過去に撮りためた動画とドローイングやコラージュを組み合わせて即興的な物語を創り出す。
リアルタイムでアウトプットする”Live Cinema”は記録より記憶を意識し観客を魅了する。ロッテルダムで開催されたフィルムフェスティバル Roffa Mon Amour 2019に参加したのを切っ掛けに絶大なる評価を受け続けている。其々の日々の進化で常に変化し続ける。
主な活動
2018.10.05 KYOTO EXPERIMENT × FORUM KYOTO
2019.07.20 SALON NIPPON in Amsterdam
2019.07.26 Roffa Mon Amour 2019 in Rotterdam
2019.07.27 LASERFEST 2019 PIP in DEN HAAG
2019.10.06 KEEP KYOTO WEIRD
・ Daijiro Hama 濱 大二郎
1984年島根県出雲生まれ。2005年にカナダのトロントへ単身移動、映像作品の衣装と美術に携わる。2011年帰国から京都を拠点に活動する。2014年「Nuit Blanche Kyoto」に参加。 2015年アムステルダムにて個展「INVISIBLE」を開催。同年「Red dot art fair in ART BASEL MIAMI」参加。 2018年よりオランダに移住。2019年パリにて「Urban Art Fair」「ASIA NOW 2019 Paris Asian Art Fair」参加。2020年にも「ASIA NOW 2020 Paris Asian Art Fair」に参加。2021年4月パリにて個展「MUTATION」6月には東京 MARUEIDO JAPANにて個展「MUTANT」を開催。現在、オランダのデン・ハーグを拠点としヨーロッパ・日本で作品発表を行う。
https://www.instagram.com/daijiro.hama/
・ Masato Tokumaru 徳丸雅士
1982年生まれ。京都在住。映像作家。
連続する風景と光の幾何学での遊び方を模索しながら、情報媒体の構築を試みています。
私個人が過去に撮影した映像とその瞬間の出来事を捉えた映像をリアルタイムでリミックスし、ライブペインティング、映画、アニメ、国際ニュース、ドキュメンタリーの映像を重ね合わせることで、私自身に体する個人的な尋問を別の場所に投影しています。時にはいくつかのカメラやプロジェクターを使用することで、音楽とビデオがサイケデリックな体験を助長するような世界を再現しているのです。
●KOKENSHOW
・DJ KENSEI
東京在住の DJ / Producer / Laptop Musician / BeatMaker
多彩なセレクト/サウンドコントロールによって、オリジナルな空間作りを意識、独自の DJスタイルを築き上げてきた。そしてそれらを反映する音源を国内外様々なレーベルからリリース。
Indopepsychics、RamEllZee、Final Drop、Nude Jazz、Outerlimits Inc、 Kemuri Productions、Kensei & QuietStorm、Banana Connection、Coffee & Cigarettes Band、OMA’N’SEI(w/SUZUKI ISAO)、 Ispaar Band、Colorful House Band、kokenshow、Loopsなど数多くのプロジェクトの中心として活動、多様でユニークなイベント、作品、動画に参加。
・ KND
京都在住の電子音楽家/プロデューサー。
SOFT、UCND、Kobeta Piano、Eutro、aMadoo、Final Drop、Zen ensemble等のメンバーとして活動。ソロのほか様々な形態で多分野のアーティストとセッションを重ねている。これまでオリジナルやリミックスの7インチ、12インチ、CD、DVD作品等をリリース。様々な環境においてサウンドスケープの設計、制作を手掛ける。サウンドエンジニアとしても多くの名盤に関わっている。
・ Shoichi Murakami
鍵盤奏者,コンポーザー。京都在住。
fabulous vibrations,sons of orgazm,blacknation等多様なプロジェクトやセッションに参加。
現在は, KND(modular system)+Shoichi Murakami(piano,synthesizer) ,WATZ(drums&percussion)によるフリーインプロビゼーション「Kobeta Piano」,DJ KENSEI+KND+Shoichi Murakamiによる「KOKENSHOW」,「UCND」等で活動。映像作品など他分野のアーティストとのコラボレーション,さまざまな環境にあわせたサウンドデザインの制作にも参加している。
●企画・キュレーション
渡邊 賢太郎 Kentaro Watanabe
1990年熊本生まれ。現在、京都を拠点にhaku kyotoギャラリーディレクターを軸としてアートディレクター・キュレーターとして活動。京都・下鴨の自宅兼オフィス108artworksにてアートワークのコレクション、西陣のTENSHADAIでアーティストたちの作品の管理・販売を行っている。
アートを鑑賞すること、生活空間の中にアートが取り入れられること、アートから様々な刺激を受けることを世の中に広く「文化」として定着することを目標に活動する。企画する展覧会を通して、お気に入りの作家・作品を発見する機会を作り、作品の鑑賞や作品の購入・所有を通して、アートシーンを盛り上げていく作家たちと人々のコミュニティの形成・育成を目指している。
Exhibition
2024.09.22
無と婉麗
河合美来
Exhibition
2024.9.26-30
Parasol Dana: Thoughts of Syria, Japan, and a Journey to Bosnia
Dana Alnafouri
Event
2024.09.27-09.29
家劇場の一周忌 おわりの遊園
家劇場 むかしむかし化計画
Theater
2024.9.12-17
理性的な変人たちvol.4『寿歌二曲』
理性的な変人たち
Theater
2024.9.6-8
劇団不労社 presents FLOW series vol.3『悪態Q』
劇団不労社
Theater
2024.8.31-9.1
あけがらすズ
よしプロ