Exhibition

Entropic Circulation  揺れのある循環

諏訪葵

2021.2.23-2.28

2020年から2021年にかけて制作したインスタレーション作品を再構成し、今あるはずの未検証の要素を「見る」ために、実験・ドローイング的なインスタレーション空間を設えます。また、今回のインスタレーション作品は作家によって会期中も手を加えられながら、その全体像に揺れを持ちながら進行していきます。

会期:2021年2月23日(祝)~2月28日(日)

時間:12:00-18:00(※最終日のみ15:00まで→ご好評につき19:00まで延長いたします)

 

“Entropic Circulation(揺れのある循環)”について

インスタレーション作品を継続して制作する中で、その行為や起こる現象が無限に循環していくようでいて、一度として元には戻らず、その全てが不可逆的な循環構造の中にある感覚と出逢う。

この感覚を“Entropic Circulation(揺れのある循環)”と呼び、それ自体について見ることから考えてみたい。

諏訪葵

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作家略歴

1991年東京生まれ。液体や光の動き、化学変化が起こる際のプロセス、情報の移動など、不可逆な科学的現象を扱い、それらの現象を組み合わせることで、事物の動きやその現れが人間の意思から外れてコントロール不可能になっていく状況や、無生物であるはずのものが生きているかのようなビジュアルイメージを出現させる。また、現象を視覚的に知覚すること、「見ること」から、 人間の意識・テクノロジー・自然の関係性と現代のリアリティを探る。

近年の主な展覧会・企画は「「映り」としての圧縮」(山治織物工場・オンライン公開、2020)、「Chemical 3D Drawing Workshop」(Oxford University, UK, 2020)、「流れる瞬間、うつろう場所 Place out of Time」(瀬戸内国際芸術祭2019)、「Life is Art展」(天空の芸術祭2018)、「near Phenomena」(中央本線画廊、2018)など。

過去作

aoisuwa.info(工事中)

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近況、連絡先

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