Exhibition

無と婉麗

河合美来

2024.09.22

河合美来 初個展
「無と婉麗」

ウィーン国立応用芸術大学Modeklasse Show 2024で発表した作品の一部を展示いたします。

「無と婉麗」は、2024年2月イタリア・ヴェネツィアへの一人旅から始まる。
異国で暮らしながらさらに別の国を訪れたことで、自分の存在が新しく拡張した。夜の静寂の中で感じた深い孤独と人間としての独立心、そして女性としての脆さと強さが交錯した。

 

Miku Kawai – The 1st Solo Exhibition
Nothingness and Eros

Featured in this exhibition is a selection of my works showcased at the prestigious Modeklasse Show 2024, University of Applied Arts Vienna.

“Nothingness and Eros” began with a solo trip to Venice, Italy last February. Living in a foreign country and traveling to another expanded the boundaries of my existence. In the deep of night, feelings of loneliness and independence, fragility and strength intertwined.

 


Open 11:00 – Close 20:00

 

https://www.mikukawaigarde.com/

https://fb.me/e/3KZLdsWSg

 

お問い合わせ

mikukawaigarde@gmail.com

 


河合美来 / Miku Kawai
1999年生まれ
東京都出身

モードと建築を用い、脱構築的な作品を展開するアーティスト。作品は、実存と無常の哲学的テーマが基盤にある。自身の物語を起点に、孤独や自由という人間の本質を表現する。

 

工学院大学建築学部建築デザイン学科藤木研究室と、東京の先鋭的なファッションスクール「coconogacco」での経験を経て、現在ウィーン国立応用芸術大学ファッション科に在学中。建築的な視点とモードの感覚を統合し、新たな表現の可能性を追求。彫刻、映像、写真、ドローイング、メディアアート、パフォーミングアーツにも取り組む。

 

展示・活動
2021年には、coconogaccoでの「Decomposition Of Creation」展やMe School Fashionでの「Work In Progress」展で作品を発表。2024年にはウィーンで開催されたModeklasse Show 2024に参加し、作品を披露。また、作品はSystem Magazine issue 17 (2021年)にも掲載。

 

受賞
2023年には、オーストリア政府のErnst Mach Grantの給付奨学生に選出。

今後はオーストリアを中心とし、ドイツ・イタリアなどヨーロッパの舞台でさらなる活躍を目指している。