あらすじ
この街は怪獣の住処だった。家の怪獣は人を飼い、学校の怪獣は人をしつけ、会社の怪獣は街のため人を働かせ、灯台の怪獣は人をやさしく照らした。怪獣は強かったので人は特に逆らわなかったし、 怪獣も「なんかいいな」って思ってた。一方で怪獣は「まずいな〜」とも思ってた。街からは塔が見えた。街から遠く離れた、新しくて大きな、大きな塔だった。
あなたの非日常をゆるやかに破壊する。 かまどキッチンが送る、新しい生活と街のはなし。
作・演出 児玉健吾
振付 櫻井香純
音楽 坂田機械
出演:
岩塚光希(喜劇のヒロイン)
浦田すみれ
大野創(アーバン野蛮人)
佐藤真喜子
谷口順子
土屋康平(喜劇のヒロイン)
長尾友里花(柿喰う客)
山田遥野
油井文寧
渡邉素弘
ドラマトゥルク 佃直哉(かまどキッチン)
舞台監督 吉野葵
演出助手 岡田隆盛
音響 近藤海人
照明 松田桂一
イラスト 坂田機械(かまどキッチン)
衣装メイク hacu mai
宣伝美術 完全なQ体
制作 加藤じゅんこ・かまどキッチン
企画協力 撫で肩猫背
プロデュース 佃直哉(かまどキッチン)
アフタートークゲスト
2st 12/13(金) 19:00
pha(作家) 今井ホツマ(シェアハウス代表)
3st 12/14(土) 14:00
徳永京⼦(演劇ジャーナリスト)
4st 12/14(土) 19:00
宮永琢⽣(劇団ままごと プロデューサー)
5st 12/15(日) 12:00
三浦直之(ロロ主宰/劇作家/演出家)
劇団プロフィール
かまどキッチンは東京を拠点に活動を行う劇団。作演出の児玉健吾によるソロプロジェクトを経て劇団化。私的な生活を再解釈・再構築して劇的な虚構をつくりだす。ミクロとマクロを軽やかに往復するモチーフとの独特な距離感が特徴。従来の劇場公演に縛られないギャラリーやライブハウスでの作品上演、地域創作など、場所とそこにある文化に基づいたクリエイションを心がけている。創作の傍らジエン社の制作協力など、他劇団のプロデュースも受け持つ。本多劇場 下北ウェーブ2019選出。第五回、第六回ミノカモ学生演劇祭で大賞受賞など。